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活動報告

東海国立大学機構発達障害支援コンソーシアム国際シンポジウムを開催しました

2023年3月10日に、東海国立大学機構発達障害支援コンソーシアム国際シンポジウムがオンラインで開催されました。
シンポジウムでは、「モンゴル国における発達障害児支援のあゆみと課題」のテーマでモンゴル国の専門家2名と本学の教員による講演の後、ディスカッションが行われました。
まず、モンゴル国立教育大学内に設置されている「名古屋大学モンゴル教育大学子ども発達共同支援センター」のNergui Oyuntungalag研究員から、モンゴル国の発達障害児支援の現状と課題についての講演がありました。モンゴル国の概要、教育システム、障害児の現状と近年の変化、課題について多くの示唆のある内容を話していただきました。
次に、モンゴル自閉症協会のLkhagvajav Altangerel様よりモンゴル国自閉症協会の歩みについての講演がありました。最初に診断を受けた時から、協会を少人数で立ち上げて、その活動を進めていくにあたっての苦労や連携の工夫などのお話をいただきました。
最後に名古屋大学心の発達支援研究実践センターの野邑健二特任教授より、心の発達支援研究実践センターのモンゴルでの取り組みについて、お話をさせていただきました。今年で10年目となるモンゴル国での共同研究事業の報告をさせていただきました。
その後、参加者によるディスカッションがありましたが、これまでにモンゴル国との共同研究に関わっていた研究者からの多くのコメントをいただき、今後の連携の進展に向けて有意義な機会となりました。

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