「田中ビネー知能検査Ⅴモンゴル版」開発のための研修会
2018年10月6-8日、「田中ビネー知能検査Ⅴモンゴル版」第3回調査の研修会が開催されました。
第3回調査は、1歳から16歳の子ども800名に行われる予定です。今回の研修会は、首都ウランバートルと、フブスブル県で調査を担当する検査者および記録者、計113名が対象です。なかには、800㎞離れたところから、車で1日かけて来てくださった方もいらっしゃいました。みなさま、モンゴル国の教育・医療・福祉などに携わっていらっしゃる方々です。
講師は、第2回研修と同様、モンゴル国立教育大学の先生方が担当してくださっています。モンゴル国立教育大学の、デルゲルサイハン教員養成学部長の挨拶から始まった研修会は、野邑健二本学心の発達支援研究実践センター特任教授の挨拶、オドゲレル子ども発達共同支援センター長の全体説明の後、3つのグループに分かれて進められました。
研修は3日間におよびましたが、検査者・記録者のみなさんをはじめ、講師の先生方、スタッフのみなさまも、連日大変熱心に取り組んでくださり、無事終了することができました。これから、調査を実施するザブハン県、セレンゲ県、ヘンティ県、ウムヌゴビ県でも、随時研修会が開かれる予定です。
みなさんお忙しいなか、大変な思いで、研修会と調査を進めてくださっています。まだまだ道半ばですが、田中ビネー知能検査Ⅴモンゴル版開発に関わってくださっているすべての方々に、感謝です。