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活動報告

10月6日ー14日 モンゴル訪問

10月6日ー14日の日程で当センターの野邑特任教授,横山特任助教,伊藤特任助教がモンゴル国を訪問しました。また今回,児童精神科専門医研修を実施するにあたり,医学部附属病院 親と子どもの心療科の加藤秀一先生,尾張福祉相談センターの吉川徹先生,医療法人成精会 刈谷病院の石島洋輔先生にもご同行いただきました。

2年目となる児童精神科専門医研修には,今年もモンゴル国内の精神科医10名が参加しました。連日,長時間の講義となりましたが,参加者の皆さんは最後まで集中力を切らすことなく熱心に参加されていました。参加者の先生方は,12月にも日本で2週間の研修を受講する予定となっています。

研修受講者の精神科医の皆様と

また,首都ウランバートルから片道500km離れたスフバートル県バルーンウルト市を訪れ,地域の総合病院精神科を視察しました。広いこの地域全体の患者を数名の医師で対応したり,物理的な距離のために通院が難しい患者に入院治療を施したりといった,広大なモンゴル国ならではの地域医療の実情を理解する貴重な機会となりました。

バルーンウルト市内の総合病院にて

また野邑特任教授,横山特任助教,伊藤特任助教の3人は,かねてより共同研究を行っているモンゴル国立教育大学にも訪問しました。教員養成学部の学部長・ビャンバツェレン先生に面談のお時間をいただき,ここまでの共同研究・実践の成果と,今後の展望についてお伝えすることができました。

ビャンバツェレン教員養成学部長と

その後,モンゴル版田中ビネー開発プロジェクトのメンバーと,現在進行中のモンゴル国内における発達障害の疫学調査に関するミーティングを行い,今後の方向性を共有しました。

ミーティングの様子

また,同大学の教育学部心理と方法論学科では精神療法に関する講義を行いました。講義には在学中の学部生や大学院生だけでなく,現在は臨床現場で実践を行っている卒業生の方も含め,平日の夕方にもかかわらず大勢の方にご参加いただきました。

講義の様子/ガルサンジャムツ心理と方法論学科長と

地平線を背に

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