モンゴル訪問 報告(2019年11月10-16日)
2019年11月10日から16日に、心の発達支援研究実践センター教員2名が、モンゴルを訪問しました。
主たる目的は、開発中のモンゴル版田中ビネー知能検査に関する協議、作業です。
共同研究を行っているモンゴル教育大学の先生方と、ほぼ一週間大学にこもり、本調査の結果を踏まえて、モンゴル版の問題項目の決定とマニュアル作成のための正答基準協議を行いました。来年中に刊行できるよう、準備を進めていく予定です。
モンゴル版田中ビネー知能検査に関する協議 @モンゴル国立教育大学
今回の滞在中、モンゴル国立大学心理学部の先生方と面談を行いました。
名大からは野邑と福元、モンゴル国立大学からはヒシグニャム教授(心理教育学科長)、ナラントゥーヤ先生、ボルドスレン先生、ドルジン先生が参加しました。
モンゴルにおける発達障害児支援や心理臨床の現状について情報交換を行い、今後の共同研究や研修会の開催などについて、継続して協議していくこととなりました。
@モンゴル国立大学
訪問時には、11月にも関わらず零下20度まで下がる寒さでしたが、建物の中は大変暖かかく、その中で熱い議論が行われました。