ベトナム ハノイ訪問(2019年3月11日~15日)
発達障害児者への支援に関する国際研究ネットワークを広げることを目的として、心の発達支援研究実践センターの教員5名がベトナムのハノイを訪問しました。センターとしての訪問は、2018年11月に続き2回目となります。
今回は、労働傷病兵社会問題省、教育省、保健省(訪問順)の各機関において、担当者と発達障害児支援の現状や今後の方向性に関するより具体的な意見交換を行いました。また、ハノイ国立医科大学精神科では公開シンポジウムを開催し、ベトナムと日本における発達障害児支援の現状や課題を共有することができました。ハノイ国立医科大学およびハノイ国立教育大学では、今後の共同支援研究や連携の方向性に関する活発な議論もなされました。そのほか、ハノイ国立教育大学内にある特別支援センター、民間の療育機関である「かずおセンター」、インクルーシブ教育を行う小学校と特別支援学校とが併設されているビンミン小学校を視察し、担当者との面談を通して、発達障害児支援に携わる現場のニーズを明らかにすることができました。
今後はこれらの機関との関係性をさらに深めながら、共同支援研究の方向性を具体化していく予定です。
労働傷病兵社会問題省担当者との面談
労働傷病兵社会問題省にて
教育省担当者との面談
教育省にて
保健省担当者との面談
保健省にて
ハノイ医科大学精神科 公開シンポジウム
ハノイ医科大学精神科 公開シンポジウム
公開シンポジウム参加者
ハノイ国立教育大学教員との面談
ハノイ国立教育大学にて
療育機関「かずおセンター」にて
ビンミン小学校教員との面談
ビンミン小学校にて
ビンミン小学校 外観