Language
ホーム > 活動報告 > つまずきの原因の理解と対応―WISC-Ⅳと実践の橋渡し―

活動報告

つまずきの原因の理解と対応―WISC-Ⅳと実践の橋渡し―

2016年12月11日 

公開講座:つまずきの原因の理解と対応―WISC-Ⅳと実践の橋渡し―

場 所: 名古屋大学IB電子情報館1階15講義室

講 師: 大六 一志 先生(元 筑波大学教授・臨床心理士)

  2016年12月11日に、名古屋大学において、大六一志先生のご講演「つまずきの原因の理解と対応 ―WISC-Ⅳと実践の橋渡し―」が行われ、定員を超える約80名の参加がありました。

 大六先生は、長年にわたってWISC-Ⅳ知能検査開発の中心的役割を果たされて、WISC-Ⅳの理解を向上させるための研修を全国各地で精力的に行っていらっしゃいます。

 今回のレクチャーでは、WISC-Ⅳの理論的根拠から始まり、プロフィールの詳細な読み取りと見立て、それを生かした支援方法について、丁寧な講義がありました。加えて、自閉スペクトラム症や発達障害のある児童における検査の解釈と支援についても言及され、事例を用いた検査結果の読み取りやレポートの書き方に至るまで、非常に多岐にわたる内容でした。お話を伺う中で、検査の理論と解釈、支援が互いにつながりを持って理解することが大切であると感じました。大学院生から実戦経験豊富なベテランまで、臨床心理士を中心に多数の参加者がとても熱心に聴講している姿が印象的でした。

大六先生講演会201612

そのほかの記事
Translate »